ニュージーランドの南島南西部のフィヨルドランド地方や

 

スチュアート島その界隈にのみ生息をする

 

フィヨルドランドペンギン。

 

 

原住民・マオリ族の言葉で『TAWAKI/タワキ』と呼ばれ、

 

その意味は『森の妖精』

 

その名の通り、

 

ニュージーランドのシダ植物に覆われる原生の森の中に巣を作ります。

 

ニュージーランドの原生林(鈴木起世美撮影)

 

このペンギンを定点カメラでリアルタイムで観察できるようにするべく、

 

『TAWAKI CAM ON AIR  Project』

 

として、現在クラウドファンディングを実施しています。

 

 

このプロジェクトを立ち上げたのが、

 

Tawaki  Projectというフィヨルドランドペンギン保護団体。

(2021年から他の離島に生息するマユダチペンギンなどを調査するTawaki Trustも立ち上げ)

 

 

Tawaki Projectは、2014年より活動を始めており

 

それまで情報がほとんどなかったフィヨルドランドペンギンの調査を行い、

 

この9年間で、当初想定されていた個体数よりも

 

はるかに多くフィヨルドランドペンギンが生息していることが明らかになりました。

 

 

彼らの活動の結果、

 

IUCNレッドリスト絶滅危惧ランクは

 

2020年に改善されました。

(それまでは『危急種VU/絶滅危惧Ⅱ類』にカテゴライズされていた)

 

 

すでに大きな成果を出しているTawaki Projeectですが、

 

彼らのもう一つの目標は

 

『この魅力的なペンギンを一般の人々にもっと知ってもらうこと』。

 

SNSやYoutubeチャンネルでの発信、

 

ペンギンドキュメンタリーを制作するために

 

撮影クルーに協力などしてきました。

 

 

最近では、Netflixの『Our Planet II』のロケハン等々の取材全面協力をし、

 

フィヨルドランドペンギンが広告塔になっています。

 

 

Tawaki Projectの資金源は、

 

財団からの支援や

 

『Patreon』という月額支援サイトのサポーターからの

 

寄付によって賄われています。

(鈴木も少額ですが月額支援をしています)

 

 

今回の定点カメラ設置のプロジェクトは、

 

まとまった資金が必要とのことで

 

この度クラウドファンディングを行う運びとなりました。

 

 

このプロジェクトが実現できれば、

 

現地に行かなくても

 

フィヨルドランドペンギンをリアルタイムで観察することができ、

 

このペンギンのことを多くの方々へ認知してもらえます。

 

 

 

私 鈴木起世美もフィヨルドランドペンギンには思い入れがあります。

 

ここからは少しだけ私の想いを記させてください。

 

Holly ford Track のトレッキング中に出逢えたフィヨルドランドペンギン(鈴木起世美撮影)

 

 

2013年にニュージーランドへ1年間滞在していた時(Tawaki  Projectが立ち上がる前年ですね)

 

現地の人は『フィヨルドランドペンギン』のことをほとんど認知していませんでした。

 

ニュージーランドにしかいない貴重なペンギンなのに、です。

 

 

ニュージーランドに生息している他の種である

 

コガタペンギンやキガシラペンギンは生息地に行けばペンギンツアーが行われ

 

グッズ展開も多く、

 

それにより認知度も高かったと記憶しています。

 

キガシラペンギンはニュージーランドの5ドル札に印字されていますしね。

 

 

 

一方、フィヨルドランドペンギンは人里離れた地域に生息していることもあり

 

認知する機会が少ない。

 

世界遺産であるミルフォードサウドのクルーズツアーに参加すれば、

 

かろうじて船の上から、

 

遠くの方にいるフィヨルドランドペンギンの姿を

 

見ることはできますが、

 

繁殖時期(9〜11月)にしか見られないというレア度高めの野生動物です。

 

 

 

生息環境上、直接見て認知することは難しいのですが、

 

だからこそTawaki  Projectからの発信・活動を通して知ること

 

とても大切だと思っています。

 

 

今回のプロジェクトの定点カメラが設置されれば、

 

いつでもどこでもフィヨルドランドペンギンを見ることができ、

 

個体調査もカメラ越しにでき、

 

しかもペンギンたちへの負担が少ない。

(観光地化してしまうとペンギンへのストレス負荷がかかり個体数減少の原因に)

 

 

ニュージーランド産のこのペンギンぬいぐるみにフィヨルドランドペンギンも追加してほしいのが私の切なる願い(お腹を押すと鳴き声が聞こえます!)

 

 

 

今回のクラウドファンディングの支援金額とリターンの内容を下記にまとめました。

 

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[EGG] NZ$50以上 \約¥4,360~

 tawaki.camウェブサイトに掲載される

サポータークレジットの3段目(小さなフォント)に名前掲載。

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[Chick] NZ$100+ /約¥8,720~

tawaki.camウェブサイトに掲載される

サポータークレジットの2段目(中フォント)に名前掲載。

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[Fledgling] NZ $250以上 /約¥21,800~

 tawaki.camウェブサイトに掲載される

サポータークレジットの最上段(大きなフォント)に名前掲載。

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[Honorary Tawaki] NZ $1,500+ /約¥130,750~

あなたのお名前がtawaki.camのウェブサイトに大きく掲載されるだけでなく、

初年度にカメラに映る2頭のタワキのうち1頭の命名権が与えられます。

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※開催中にリターンの追加があるかもしれません

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ぜひ、ご賛同頂ける方はご支援をよろしくお願いします!

 

【クラウドファンディングサイト】
『TAWAKI CAM ON AIR  Project』

 

 

 

支援する注意点として、サイトへの会員登録が必要です。

 

また、英文サイトです。

 

もしも、

 

「支援したいけど会員登録したくない」

 

「英語がよくわからない」

 

等の理由でしたら、

 

私 鈴木起世美が代わりに支援を代行します。

 

私へ直接ダイレクトメールでご連絡ください。

 

鈴木起世美のTwitter

https://twitter.com/kiyopenguin

 

鈴木起世美のメールアドレス

k1y0penguin.0pen●gmail.com(●を@に変更してください)

 

 

フィヨルドランドペンギンの姿が常に見られるなんて最高ですよね!
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