大久保倫子先生は、現在、
東京農業大学生物産業学部北方圏農学科助教として、
研究活動を続けていらっしゃいます。
これまで、水族館での勤務経験をお持ちで、
大学での研究・教育活動だけでなく、
博物館などでの「科学教育活動」にも精力的に取り組んでこられました。
ペンギンについても、
分子生物学的手法を用いた研究実績をお持ちで、
「国際ペンギン会議(IPC)」での発表、
各地の動物園・水族館での講演を積極的に続けていらっしゃいます。
また、長く「ペンギン会議(PCJ)」でも活動され、
PCJ事務局スタッフでもあります。
ちなみに、大久保先生は、
『ペンギン大全』(青土社、2022年)の共訳者のお一人でもあります。
今回お送りいただいたのは、
『改訂版 動物行動図説 産業動物・伴侶動物・展示動物・実験動物』
(動物の行動と管理学会編、朝倉書店刊、2024年4月5日)という
「家畜行動学」の専門書です。
33人の編著者による共同執筆本ですが、
図版が豊富で、飼育下の様々な動物の行動が、具体的に記されています。
ペンギンについては、164~167ページにかけて解説されていますが、
そのいくつかの「写真」は上田が提供致しました。
「動物行動学」や「応用動物行動学」に関心をお持ちの方々にお薦め致します。
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