足寄動物化石博物館館長・安藤達郎博士から
「新種ペンギン化石」発見・論文発表のお知らせをいただきました。
今回の詳細な内容につきましては、添付の「報道資料」をご覧下さい。
この報道資料は、
足寄動物化石博物館の安藤達郎館長から
「報道関係者とペンギン研究者など」に事前送信されたものです。
7月31日(水)には、
足寄動物化石博物館と岡山理科大学とをオンラインで結んで、
説明会が開かれましたので、
8月1日(木)以降には、
各種報道媒体にて情報が公開されていくと思います。
今回の研究のポイントは以下の通りです。
①
国際的に著名な「ペンギン研究のメッカ」オタゴ大学(ニュージーランド)と
岡山理科大学、足寄動物化石博物館の研究者の共同研究だということ。
このような形で「ペンギンの古生物学的研究成果」が公表されることは
今回が初めてです。
②
オタゴ大学の研究者と足寄動物化石博物館の安藤博士とは、
ともに「故ユワン・フォーダイス博士の愛弟子」でいらっしゃること。
昨年11月、残念ながらフォーダイス博士は亡くなりましたが、
その志しがニュージーランドと日本の研究者に継承されたこと。
③
しかも「共同研究者」にフォーダイス博士のお名前があり、
この論文がフォーダイス博士の「遺作」の1つとなったこと。
④
「ペンギン古生物学」的には、
「最も古い時期の小型ペンギンの新種」が
ニュージーランドで発見されたこと。
「ペンギンの進化」と「種の拡散」について、
基本的研究実績の1つだと考えられること。
この論文が世界のペンギン古生物学に
どのような影響を及ぼすか?その「波紋」の行方にご注目下さい!!