永濱颯太様は、
多摩美術大学を卒業され、
現在、東京藝術大学の大学院で学んでいらっしゃいます。
以前、多摩美術大学の「卒業設計」制作にあたり、
「ペンギン研究・飼育施設」について、少しお手伝いを致しました。
先日、永濱様から、以下のようなお知らせをいただきました。
この度、上田さんにご協力いただいた「ペンギンの飼育施設」の卒業設計が、
多摩美術大学の優秀作品として大学ホームページに
掲載していただけることとなりました。
作品の写真と解説、担当教授からのコメントが載っています。
https://www.tamabi.ac.jp/works/71691/
まずは、永濱様の作品と解説、「担当教授のコメント」をお読み下さい。
この作品は、「ペンギンの研究・保全施設」と
「ペンギン展示施設」とをいかに有機的に融合させ、
「ペンギンの科学的情報」を正確に発信していくのか?
これまでにない、新しい視点からの「ペンギン飼育施設論」だと考えております。
例えば、南アメリカや南アフリカなど、
「絶滅の危機」が指摘されているペンギンの生息地では、
「ビジターセンター」や「ペンギン救護施設」を造って
研究・保全活動の拠点にしようという提案が出されています。
しかし、どのような施設が現実的かつ効果的なのか?
「具体的なアイディアの提案」はなかなか公表されてきませんでした。
永濱様の「ご提案」は、
「野生のペンギンの生息地で
どのようにペンギンを研究し保全し展示していくのか?」
という課題への意欲的なチャレンジだと思います。
皆様は、どうお考えですか?
ちなみに、添付写真は、
2000年に南アフリカで撮影した
SANCCOB(南アフリカ沿岸鳥類保護財団)の救護施設の一部(ペンギンプール)です。