2022年6月末に開催された『マゼランペンギンクラフトフェスタ』出店に合わせ、
私 鈴木起世美が制作をしたペンギン写真集『野生のマゼランペンギン in アルゼンチン』。
※出店に関するレポートはコチラ。
この写真集をペンギン大学・上田一生学長にもお読み頂きました。
そして、感想を頂いたので下記に掲載いたします。
『野生のマゼランペンギンinアルゼンチン』は
ペンギン・フォトジャーナルの新しい形‼️
2022年6月25日、鈴木起世美さんの新しい作品=『野生のマゼランペンギン in アルゼンチン』が出版されました。
78ページからなる「マゼランペンギンワールド」フォトブックです。
これまで、内外の多くのプロカメラマンがすばらしい「ペンギン写真集」を出してきました。
児童書を別にすれば、欧米では1960年代後半から、
日本では1980年代からペンギン写真集が大型書店の書棚に常備されるようになりました。
さらに、1990年代以降は、ITの進化と普及によって、映像のデジタル化、オンライン化が進み、
特にYouTubeが出現してからは野生か飼育下かを問わず、ペンギンの動画や情報がネット上に溢れています。
今や、自宅にいながらにして、世界各地のペンギンたちの様子を観察することができます。便利な世の中になったものです。
ただし、どの映像がなにを意味しているのか?そのペンギンがどのような生態をもち、どんな特徴があるのか?
そしてなによりも、そのペンギンが、現在、どんな状況にあるのか?・・・
という基本的な事実や情報が、正確かつ誠実に紹介されているかどうかについては、
残念ながら、極めて不安定・不正確な状況だと言わざるを得ません。
鈴木起世美さんの新しい作品は、マゼランペンギンに焦点をあて、
自ら野生地で観察した豊富な経験とデータを基礎として、丁寧にまとめられています。
「ペンギン」という大まかな括りに甘んじることなく、
1種のペンギンにフォーカスして、その生きものの実像に迫ろうとしています。
無数の動画、映像が溢れる中、このような編集姿勢が、
新たな「ペンギン・フォトジャーナル」の世界を創出していくと考えております。
鈴木起世美さんのご活躍を、心から楽しみにしております。
上田学長からの高い評価を頂き、とても嬉しく思います。
確かに、ここまで一種のペンギンに焦点を当てた書籍は他にはないと思います。
約40日間という長期取材、野生でありながら近距離での撮影、
托卵期からヒナが大きく成長する過程、
写真のみならず、計18本+aの動画も見ることができる情報の充実度など…
2000円というお値段ですが、それ以上の価値があるのではと自負しております。
写真集、ネット販売開始!
この写真集は、鈴木起世美が運営する通販サイト【ぺんきょー会 ぺもの店】にて
販売をしています。
この写真集を通して野生のマゼランペンギンについて
知識を深めてみてはいかがでしょうか?