第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告【その5】 IPC XI で発表されたり情報交換されたりした様々な話題につきまして、 ご紹介を続けます。 【3】ビデオロガーを用いた研究がどんどん進化しています 元々、IPC は、 1988年の第1回会議(ニュージーランド・オタゴ大学)以降、 バイオロギングを用いたペ...
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海遊館の広報サイトでも「IPC XI 報告」が連載されています‼️ 9月にチリで開催された 「第11回国際ペンギン会議(IPC XI)」につきましては、 既に4回ご報告を掲載して参りました。 まだ、この後も何回かに分けて様々な話題やエピソードをご報告する予定です。 一方、今回のIPC...
第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告 【その4】 さて、いよいよ今回のIPC XI で発表されたり意見・情報交換された ペンギンに関する様々な話題について、 いくつか具体的にご紹介していきましょう。 【1】「ペンギン22種」説を巡るやりとり 9月4日(月)、開会直後の基調講演で、 ゲノム研究の専門家、チリ...
第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告 【その3】 今回は少し重たい話題です。 IPC XI の参加者を国別に眺めてみると、 一つの大きな傾向に気づきます。 7日間の日程で確認できた実際の参加者の国籍は以下の通りです。 ◇南北アメリカ : チリ、ペルー、エクアドル、アルゼンチン、ウルグアイ、 ブラジル、...
【第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告 その2】 (第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告 その1はコチラ) IPC XI のコーディネーター、チリのアレハンドロ・シメオネ博士によれば、 今回の参加者は200人とのことです。 しかし、口頭発表が行われた会場内で実際に聴衆を数えたところ、 300人近い人...
いつもお世話になっております NHKの自然班ディレクター田中翔太様からご担当番組のご案内をいただきました(^-^)/‼️ 田中ディレクターは、現在、 北海道を拠点として自然環境や野生動物をテーマとした 番組制作を続けていらっしゃいます。 昨年から今年にかけての厳冬の中、貴重な生物の生態や世...
おそらく6月21日(月)が第一報だったと思いますが、BBCやCNNのネットニュースにて、概略以下のようなコガタペンギンに関する情報(英語版)が流れました。 オーストラリアのタスマニア州マリア島に放されたタスマニアデビルによって多数のコガタペンギンが死亡した 6月25日(金)には、その日本語版がネットニュースとして流れた...
テレビ番組制作スタッフから問い合わせ 先日、「ペンギン大学」事務局に、あるテレビ番組制作スタッフから問い合わせがありました。「番組の中で、アデリーペンギンは最も攻撃的なペンギンだと言いたいがどうだろうか?」という趣旨でした。アデリーペンギンの生態について「科学的エビデンス」を求めてこられたわけです。 回答は「No(アデ...
「ペンギン大学」を名乗るWebサイトは、世界広しといえども、ここだけではないかと思います。ほんの数十年前まで、ペンギンは一部の国々、特に南極の探検や観測に長年携わってきた国々、あるいは野生のペンギンが実際に生息している南半球の国々だけの「人気動物」でした。しかし、巨大水族館を造り維持する技術革新が急速に進展し、同時に、...
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学長の紹介
上田一生
◆1954年、東京都出身、國學院大学文学部史学科卒業
◆公益財団法人東京動物園協会
総務部 教育普及センター
教育企画係
◆ペンギン会議研究員(ペンギン会議創設メンバー)、高校時代より40年間以上ペンギンの調査・研究・保全活動を続ける。
◆公益財団法人東京動物園協会
総務部 教育普及センター
教育企画係
◆ペンギン会議研究員(ペンギン会議創設メンバー)、高校時代より40年間以上ペンギンの調査・研究・保全活動を続ける。
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