これは単なる「啓蒙書」や「図鑑」ではありません。また、海外の著者による「翻訳文献」でもありません。全て、日本人著者による「論文」と「専門的解説」で構成された、邦語文献初の「総合的ペンギン論文集」です。1970年代以降蓄積されてきた「ペンギン学」を概観し、2100年までの新たな展開を専門的に予測しようと試みました。どうか...
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2月中旬、画期的なペンギン本が刊行されます!! 1月21日(火)より,『ペンギンの生物学』直販予約受付を始めました。 『ペンギンの生物学』(エヌ・ティー・エス出版、共著)は、上田を含めた6人の日本人研究者による論文と、楠田幸雄長崎ペンギン水族館館長による解説を中心とした、日本人著者による初めての「総合的ペンギン論文集」...
皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。また、令和2(2020)年が、皆様にとりまして、幸せな一年となりますよう、心からお祈り申し上げます。 さて、新年早々ですが…、新刊ペンギン漫画単行本『ペンギン紳士。』の監修を致しましたので、お知らせ申し上げます。ペンギンファン必読の面白さです...
2020年1月26日(日)、東京動物園協会・教育普及シンポジウム「気づき・学び・楽しみ」にてペンギン大学 上田学長が、基調講演とパネルディスカッションをおこないます。ご都合がよろしければ、ぜひご参加下さい!! 詳細はこちら!!...
まず、この章のタイトル=「 Social Environment 」とは、「ペンギン飼育における社会生態学的配慮」という意味です。野生個体群と飼育下個体群とでは、同じ種であってもその生態には、様々な違いが見られます。また、人間の目から見てどんなに「野生の生息地に似た環境」で飼育されていたとしても、ペンギンたちから見れば...
生きもの、特に動物の輸送は、おおげさに言えば「人類史的課題」です。日本人にはあまり馴染みがない生活ですが、動物とともに移動しながら巨大な帝国や文明圏を築き上げた人々もいます。「遊牧」、「移牧」、「牛追い」は言うまでもなく、家畜や野生動物をいかに効率よく運ぶ、あるいは移動させるか?…というテーマは、1つの文化を形成し、多...
8月30日(木)のNHK第一「ごごラジ」で、上田学長がペンギンについて熱く1時間30分語ってまいりました。リスナーからの多くの疑問質問にもお答えしています。 生放送ですが、番組終了後1週間は「らじるらじる」でネットからも9月6日(木)19時まで聴くことができます。 上田学長の出演時間は、14時台と15時台前半です。 生...
今回のメインテーマは「飼育環境デザイン」です。原題は「 Habitat Design and Containment 」ですから「飼育場のデザインとその容量(広さ)」ということになります。ペンギンは海鳥ですから、飼育施設は、基本的に陸上部分(日本では一般的に丘場=オカバと呼んでいます)とプールで構成されます。かつて、日...
ペンギンのためなら地方から東京へ行くのも厭わない、ペンギン大学 研究員・小川起世美です。 2018年8月25日(土)に公開される『皇帝ペンギン ただいま』を前に 7月3日に、都内にてプレミア試写会が行われ、 ペンギン大学・上田一生学長とリュック・ジャケ監督の対談が行われました。 この試写会前に行った独占インタビューの様...
映画公開が待ち遠しくて仕方がない、ペンギン大学研究員・小川起世美です。 2018年8月25日(土)に公開される『皇帝ペンギン ただいま』を前に 7月3日に、来日していたリュック・ジャケ監督に 映画の配給会社であるハピネット本社にて、独占インタビューを行いました。 監督への質問の前に、 わたくし小川がペンギンを好きになっ...
特派員レポート
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特派員レポートフジロックフェスティバル NGOヴィレッジ 出展を終えて。国内最大級の野外音楽フェスティバル『フジロックフェスティバル』。 今年は7月28日から30日の3日間開催されました。 この音楽フェスにはさまざまなブースが...2023.08.04
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特派員レポート7/23(日) 博物ふぇすてぃばる!出展無事終えました総勢400人以上の作家が大集結した 博物ふぇすてぃばる! 様々なジャンルのプロフェッショナルが集まる中 7月23日にペンギン大学も、 1日のみですが出展...2023.07.24
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特派員レポートマゼフェス出店無事終えました!2022年6月25日、26日に新潟県上越市で開催された 『第5回マゼランペンギンクラフトフェスタ (通称:マゼフェス)』。 雨予報だったのがウソのように晴れた2...2022.07.05
ペンギン飼育マニュアル研究
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AZA飼育マニュアル研究AZA飼育マニュアル【4. 社会性 Social Environment】まず、この章のタイトル=「 Social Environment 」とは、「ペンギン飼育における社会生態学的配慮」という意味です。野生個体群と飼育下個体群とでは、同じ種であってもその生態には、様々な違いが見られます。また、人間の目から見てどんなに「野生の生息地に似た環境」で飼育されていたとしても、ペンギンたちから見れば、全て「人工的な環境」ですし、ペンギン同士の関係も「自然に成立したもの」ではありません。 この章では、そのような前提で飼育下個体群の「群」や「ペンギン同士の関係」について考えてみた...2020.05.16
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AZA飼育マニュアル研究AZA飼育マニュアル【3. 輸送 Transport】生きもの、特に動物の輸送は、おおげさに言えば「人類史的課題」です。日本人にはあまり馴染みがない生活ですが、動物とともに移動しながら巨大な帝国や文明圏を築き上げた人々もいます。「遊牧」、「移牧」、「牛追い」は言うまでもなく、家畜や野生動物をいかに効率よく運ぶ、あるいは移動させるか?…というテーマは、1つの文化を形成し、多くの国々や民族の盛衰に関わってきたのです。 モンゴル帝国の発展は、大量のウマとヒツジ(場合にによってはラクダも含む)をどのように維持・飼養・利用しつつ、巨大なユーラシア大陸を支配し...2020.02.05
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AZA飼育マニュアル研究AZA飼育マニュアル【2. 飼育環境デザイン Habitat Design and Containment】今回のメインテーマは「飼育環境デザイン」です。原題は「 Habitat Design and Containment 」ですから「飼育場のデザインとその容量(広さ)」ということになります。ペンギンは海鳥ですから、飼育施設は、基本的に陸上部分(日本では一般的に丘場=オカバと呼んでいます)とプールで構成されます。かつて、日本だけでなく海外の動物園や水族館では、陸上部は立派に造ってもプールはほんの付け足し程度、ということがよくありました。今回は、内外のペンギン飼育施設の歴史的変遷を詳しくご紹介する余裕...2018.08.04
ペンギン研究紹介(海外編)
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ペンギン研究紹介(海外編)第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告【その5】第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告【その5】 IPC XI で発表されたり情報交換されたりした様々な話題につきまして、 ご紹介を続けます。 【3】ビデオロガーを用いた研究がどんどん進化しています 元々、IPC は、 1988年の第1回会議(ニュージーランド・オタゴ大学)以降、 バイオロギングを用いたペンギンの生態研究に注目し、 国際的な共同研究の可能性を追求したり、 この研究技法に関する情報交換を活発化したりしてきました。 2003年に、 日本で第1回国際バイオロギングシンポ...2023.10.04
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ペンギン研究紹介(海外編)第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告 【その4】第11回国際ペンギン会議(IPC XI)報告 【その4】 さて、いよいよ今回のIPC XI で発表されたり意見・情報交換された ペンギンに関する様々な話題について、 いくつか具体的にご紹介していきましょう。 【1】「ペンギン22種」説を巡るやりとり 9月4日(月)、開会直後の基調講演で、 ゲノム研究の専門家、チリのジュリアナ・ヴィアーナ博士がまとめた 最近の遺伝学的ペンギン研究の動向に関する話題は、 多くのペンギン研究者の注目を集めました。 特に、ヒガシイワトビペンギンを ミナミイワトビ...2023.09.26
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ペンギン研究紹介(海外編)ペンギンは冷たい海がお好き?オーストラリアには、フェアリーペンギンが生息しています。現存するペンギンでは最小で、身長が40cm、体重が1kg程度しかありません。フェアリーペンギンが繁殖地として利用している、モンタギュー島という島があります。...2018.05.28
2020年4月25日世界ペンギンの日「ペンギンフォーラム」
【司会】
上田一生
(公益財団法人東京動物園協会)
【ゲスト】
芦刈さま(サンシャイン水族館)
井上さま(しものせき水族館海響館)
佐々木さま(埼玉こども動物園)
堀田さま(須磨海浜水族館)
笹森研究員(元極地研・南極越冬隊)
鈴木研究員(教員)
鈴木研究員(農家)
冨田研究員(映画監督)
上田一生
(公益財団法人東京動物園協会)
【ゲスト】
芦刈さま(サンシャイン水族館)
井上さま(しものせき水族館海響館)
佐々木さま(埼玉こども動物園)
堀田さま(須磨海浜水族館)
笹森研究員(元極地研・南極越冬隊)
鈴木研究員(教員)
鈴木研究員(農家)
冨田研究員(映画監督)
ペンギン大学では『世界ペンギンの日』に、動物園・水族館でペンギンの飼育・展示に従事される方々と、ペンギンについて語り合うフォーラムを開催しました。。動物園・水族館が自粛休業している今だからこそのフォーラムです。
当日は上記ゲストの方々をZoomで繋ぎ、それをYouTubeLiveで配信させていただきました。コメントやTwitterなどからリアルタイムに質問もいただき、その場で答えてもらったりと相互のやり取りもできたのではないかと思っております。500名以上の方々に視聴いただきました。ありがとうございました。
お知らせ
学長の紹介
上田一生
◆1954年、東京都出身、國學院大学文学部史学科卒業
◆公益財団法人東京動物園協会
総務部 教育普及センター
教育企画係
◆ペンギン会議研究員(ペンギン会議創設メンバー)、高校時代より40年間以上ペンギンの調査・研究・保全活動を続ける。
◆公益財団法人東京動物園協会
総務部 教育普及センター
教育企画係
◆ペンギン会議研究員(ペンギン会議創設メンバー)、高校時代より40年間以上ペンギンの調査・研究・保全活動を続ける。
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